AVATAR
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昨日、3回目の『AVATAR』(アバター)を観に行ってきました。
初回は2Dでの鑑賞のため、自分はファンタジーの世界の傍観者でした。
2回目は、今まで体験したことの無い3Dの迫力に圧倒され興奮しました。
そして、3Dで観た3回目、まさか・・・泣いてしまいました。

過去に9回も映画館に足を運んだ『タイタニック』はジャックとローズが祝福を
されるラストのシーンの恍惚感がたまらなく、毎回ここで涙があふれ、
4回映画館に観に行った『アイ・アム・サム』も毎回温かい涙が流れました。
ただ、今回の『アバター』は、3回目にして初めて涙がでました。
こんなことになるとは・・。観れば観るほどアバターの完成度の高さに驚かされます。

「I see you」目に映るものではなくて、その奥にあるあなたの愛を信じること。
言語・異生物・惑星、全てを超越して愛が存在すること。
そして守らなければならないのは環境だということ。
総ての命の輝きは永遠ではないということ。

時は22世紀、衛星パンドラを舞台に繰り広げられる人間が作り出したアバターと
先住人ナヴィー族との異なる惑星・異なる生物とのラブロマンス。
これだけでもあり得ない設定なのですが、どうしてどうして・・・。
地球を食いつぶし、さらにほかの星で資源を開発するためには手段を選ばずに
先住の生物、人々、環境を壊していく地球人。
今も地球で確実に行われている破壊行為への警鐘も含めてストーリーは進んでいきます。
アバター、ナヴィーの表情、動きはモーションキャプチャーでCGとは思えないほど
リアルで本当は俳優さんが特殊メークしてるんじゃないのと思うほどです。
青い神秘的な映像美のなかでだんだんと実写の素顔より青いナヴィーの姿のほうが
生き生きと素敵に見えてきてしまうから不思議です。
今度は、日本に4館だけの上映のIMAX3Dでアバターを観てみたいです。


以下、ニュースより抜粋

[ 映画「アバター」最速17日で10億ドル突破]
 
20世紀フォックス映画は5日、3D(立体)映像技術を駆使したSF大作「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)が、史上最速となる公開後17日間で全世界興行収入10億ドルを突破したと発表した。推計で10億2000万ドル(約950億円)に上っており、歴代興収でも2008年のバットマン・シリーズ「ダークナイト」(10億190万ドル)を抜き、4位に浮上した。
1位は同じキャメロン監督が1997年に発表した「タイタニック」の18億4290万ドル。以下は、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(03年、11億1190万ドル)、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(06年、10億6620万ドル)の順となっている。
by bull_chihoko | 2010-01-06 09:47 | 映画の感想
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