おやゆび姫のように愛くるしくて、ちょこんとしたマロンが我家に来たのは5年前。
たぶん生まれてまだ半月ほどのちっちゃすぎるシマリス。
透き通った眼差しの、小さいながらも凛とした命の輝きでした。
ペットショップから連れて帰る車に乗ってすぐ、「マロン」と名づけました。
母親の愛情が必要な赤ちゃんなのに売買されてしまって、
せめて秋まで生きてほしいという願いから、命名しました。
病気一つせず、本当に健康体で手間がかかりません。
毛並みも艶があって綺麗なリスなので美リスコンクールでもあれば
出場させたいくらい健やかに気高く成長しました。
そのマロンももうすぐ5歳。
シマリスの寿命は飼育下では5~6年と言われています。
来年もまた一緒に6回目の春を迎えられたらいいのですが
今は、固い殻の種類は自分で割れないようになってしまっています。我家で暮らして幸せだと思ってもらえうように育てたつもりですが本当のところどうだったのかマロンに聞いてみたいです。緑が眩しい季節はもう
そこまで来ています。
写真上は5年前のマロン。写真下は最近のマロン。
どちらもクリックでほぼ実物大の大きさになります。