マイケル・ジャクソン THIS IS IT
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今年6月25日に急逝したマイケル・ジャクソンがロンドンで開催予定だったコンサートの
何百時間ものリハーサル映像を使用した劇場映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」。
Yahooの映画レビューで2000ものレビュー投稿で驚異的な4.7の好評価でした。
何がそんなに人の心を動かすのかとても興味がわきましたので観てみました。

死の直前までマイケルが行っていた猛特訓風景とその素顔を収めた貴重な映像の数々を
基に構成していて、あたかも観客が実現されなかったロンドンコンサートの最前列にいるかのような臨場感溢れる仕上がりになっています。
また、振り付けから照明、美術、ミュージシャンの見せ場にいたるまで、緻密に指示を出す
マイケルのステージに対する深いこだわりが感じられるプレミアム映像です。
そのマイケル自身の卓越したダンスと歌声。50歳になって、さらに進化を遂げているのです。
人生50年と昔の人は言ったけれど、マイケルを観ていると新しい50歳代の感覚を覚えます。
彼の姿に多くの観客が勇気と夢を感じることでしょう。
そして、それを感じた人々が新しい50歳像をつくっていくように思えます。

頂点を極めたのは豊かな才能と感性そして純粋さがあったからこそと感じます。
もう誰も彼の伝説を覆すことはできないと思います。
なぜなら、地球に育まれる一員としての深い愛が根底にあるからです。

こんなエピソードがあります。
ポール・マッカートニーとの逸話で楽曲の権利を買い取ると、その後印税によって、
多くの収入が入ってくることを聞き、ビートルズの曲を買い取って、彼は元気だった頃
自分が死んだ後印税の一部が恵まれない子供や、チャリティーに行くように 弁護士を介して
正式な遺言を残していたそうです。
ペプシのCMで頭皮に大やけどを負った時にも、ペプシ側から支払われた全ての賠償金を、
治療を請け負った病院に、今後の医療の発展に寄与することを目的に全額寄付していたそうです。

マイケルは荒廃していく地球を歌で救おうと真剣に考えていました。
誰かがやる、みんながやらなければ、ではなく、まず自分から始めようと・・・。
そのメッセージが何よりも印象的でした。



by bull_chihoko | 2009-11-26 10:03 | 映画の感想 | Comments(0)
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