映画『ハナばあちゃん』観てきましたっ!


映画の力で大館を元気にしようと始まったプロジェクト、大館映像計画が手がけた
『ハナばあちゃん 〜 わたしのヤマのカミサマ』を観に行ってきました。
普段目にしている大館の風景を映像で観たら、本当にまぶしかったです。
あらすじとか映画の出来を感想にするというよりも 画面いっぱいの大地の緑、陽射し、土から萌える力強さ、そんな秋田の懐の豊かさを体感できたのが何よりもの収穫でした。緑一色の景色を走る秋田内陸線の黄色い電車も心に残りました。
「都会と大館では時間の流れ方が違う」本当にその通りです。
地元を舞台にして大館の人たちにより大館の良さを知ってもらいたいと願った想いは 確実に伝わっています。
見慣れた場所、知っている人たちが出てくる面白さ、通常の映画では味わえない感覚ももちろんこの映画の楽しさなのですが、“ 大館に暮らす多くの方々が大館を想って作り上げた映画だということこそがドラマ ” だと わたしは感じました。 
上映が終わった会場では拍手が起こり、目をうるませている方々も多かったです。
会場の文化会館から出た時、思いがけず高校時代からの親友の姿を見つけました。
秋田市で暮らす彼女は地元テレビ番組で映画の予告を観て駆けつけたそうです。
久しぶりの再会。映画が結びつけてくれました。そう、みんな大館が好きなんです。
何もないけれど何かがある···それは大館の温かい笑顔、人の優しさです。
それを実感した映画でした。

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今日と明日、大館市では『アメッコ市』が開催されていて大町通りは賑わっていました。映画の帰りに寄ってみると『ハナばあちゃん』の宣伝マンを発見。
道行く人たちに大きな声で呼びかけていました。
大館を活気づけていくのは容易いことではありませんが
自分たちができることから一つひとつ参加することができたら
今日より明日がいい街になっていくように思います。
大館映像計画の皆さまと関係者の皆さまに
とても素晴らしい大館時間をいただきました。ありがとうございます。


【 追加情報 】
2/18「ハナばあちゃん」公式サイトができました! →こちら
by bull_chihoko | 2011-02-12 17:02 | 映画の感想
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