秋田宣言   〜 自然エネルギー協議会
秋田宣言   〜 自然エネルギー協議会_e0162117_1024108.jpg7/12〜13日の2日間、秋田県で初、北東北でも初めての全国知事会がありました。
東日本大震災からの復興へ向けた提言をまとめ、2日間の日程を終えて、その後、同じ秋田市で、ソフトバンクの孫正義社長と全国の35道府県が協力して太陽光発電や風力発電などの普及を図ることを目的とした「自然エネルギー協議会」の設立総会が開かれました。
東京電力福島第1原発事故後、地域ごとに自然エネルギーを活用する分散型エネルギー社会の実現に向け、孫社長が設立を提唱したのがきっかけです。
協議会では、自然エネルギーで発電した電力を全量買い上げる制度の早期制定や、
規制緩和などの6項目が、「秋田宣言」としてまとめられました。


この記事を読んで、3.11以降、全く違った日本が浮き上がったのを感じました。
日本全土が「脱原発」と「原発推進」の真っ二つに分かれました。

協議会に賛同を表明した35自治体は次の通りです。

北海道、岩手県、秋田県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、神奈川県、富山県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県。

なお、不参加だった自治体は

青森県、宮城県、新潟県、石川県、福井県、岐阜県、東京都、千葉県、茨城県、鹿児島県、福岡県、沖縄県。


自然エネルギーに向けた大事な総会が秋田県で開催されて、嬉しく思います。
実現するには法案の成立や産業界の賛同など、課題もたくさんあるようですが
ぜひ、クリアして「秋田宣言」を生かし、実現の方向に向かってほしいと思います。

以前にも書きましたが、やっぱり孫社長は救世主になってくれそうです。

また、菅首相は昨日午後6時から記者会見し、今後の日本の原子力政策について、
「原発に依存しない社会を目指すべきだ。計画的、段階的に原発依存度を下げ、
将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく。
これが我が国が目指す方向だ」と国民に宣言しました。

7/13は 自然エネルギーに向けて大きく踏み出した日になりました。
by bull_chihoko | 2011-07-14 10:18 | 原発震災関連
<< ジャパンブルー セシウム含む焼却灰、大館に持ち... >>