雪原の足跡
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高架から下をのぞくと、雪原に動物の足跡が残されていました。
しかも人為的に作られた細い橋を渡って歩いていました。

写真中央の縦に一本ラインの足跡は、キツネの足跡です。
狩りをする動物は、 草食動物のように食べ物を求めてあちこち寄り道するような歩き方ではなく、 獲物のにおいを求めて直線的に進むそうです。
特にキツネの足跡は特徴的です。
キツネは胸幅が狭く、歩く時には足跡が一直線になるように踏み出します。
後足は前足跡の上に置かれているので、同じ形の連続みたいに見えます。
キツネは、このような歩き方によって、直径数cmほどの丸太橋でも難なく渡れるのです。
雪原を真っ直ぐ 点々と続く足跡は、 孤高の気品と美しささえ感じます。
わたしの家の周りでも色々な種類の足跡が残されています。→ こちら
ここ最近では、キツネの足跡が2夜連続で敷地内に残されていました。
森の動物たちの歩いた足跡を雪原から見てとれる冬の季節。
寒いけど、自然の中で生きる森の動物たちを感じれる季節です。
by bull_chihoko | 2012-01-06 18:34 | 自然
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