2月も終わりだというのに、昨日も今日も真冬日でした。
なんでも25年ぶりの厳冬だそうで、今年は本当に厳しい冬になりました。
それでも、日に日に日没が遅くなって外が明るい時間が増えてきています。
毎日、夕方になるとペットのモモンガをバスルームへ移動させたり餌の準備をしているので、日が暮れる時間にはとても敏感になります。
さっき、ふと感じたことがありました。
わたしは大のリネン好きですが、我家のモモンガたちもリネン好きなのだと。
できるだけ自然素材を用意してあげたくて、モモンガの遊び場所に麻袋を下げているのですが、その麻を器用に毛羽立てて剥がし取り、自分たちの寝床を作っているのです。
時々、巣箱の中からぽろっと落ちた床材を手にして見て感心します。(下の写真はモモンガが作った床材の一部)
麻や綿、時には齧り取った木屑を使って弾力と保温性と通気性に優れた、しかもオールシーズン快適な床材を作っています。
こんな素材だったらさぞ気持ちいいことでしょうと思わせてしまうくらい、凄いモノを作り出します。
重さわずか数十グラムの小さなモモンガの大きな知恵。
丁寧に、一生懸命に、手間をかけて生きるということを教えられます。