「ジュリエットからの手紙」
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「50年分の愛を抱えて、あなたに会いに来ました。」
この映画は、実話をもとにした素敵なお話です。
愛の都、イタリア・ヴェローナにある「ロミオとジュリエット」のジュリエットの生家には、永遠の愛を貫いたジュリエット宛に恋の悩みを綴った手紙が届くそうです。
今も世界中から年間5000通も届いていて、"ジュリエットの秘書"と呼ばれるボランティアの女性たちがその手紙1通ずつに返事を書いているのだそうです。
日本語の手紙に対しては、日本語で返信してくれるそうです。
彼女たちが交わす手紙の中には、信じられないような美しい愛の物語の数々が。
この映画では、今もなお実際に行われている"ジュリエットレター"を題材に、決して遅すぎることのない"真実の愛"を鮮やかに描いています。
偶然に見つけたジュリエットの家の石壁に隠されていた1通の古い手紙。
届くのかもわからない50年前のその手紙に返事を書くと、そのジュリエットの手紙から勇気をもらった女性が50年分の後悔と変わらぬ愛を胸にかつての恋人を探しにヴェローナを訪れるのです。
この女性がその年代でなければ醸し出せない大人の魅力を放っていて素敵です。
イタリアトスカーナ地方の豊かな風景と世界遺産のヴェローナの街並みが
とても悠々として美しいのも印象的でした。
12年前、わたしはミレニアムの瞬間をこのヴェローナの街で迎えたので、その時に見た光景がそのまま鮮やかに蘇ってきて、自分の思い出とも重なりました。

このロマンティックな大人のラブストーリーを描いた「ジュリエットからの手紙」のゲイリー・ウィニック監督は、49才の若さで急逝、この映画が遺作となりました。
この監督の作品の「シャーロットのおくりもの」が、わたしはとても好きです。
2作品とも、ぜひご覧になっていただきたい素敵な映画です。
by bull_chihoko | 2012-03-23 18:11 | 映画の感想 | Comments(0)
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