ドングリのステッチが完成!
ドングリのステッチが完成!_e0162117_11441953.jpg
時間のある時に少しずつ刺し進めていたクロスステッチが完成しました。
シンメトリーな可愛いドングリの図案に、ドングリが大好きなモモンガのモンちゃんやシマリスのマロンをイメージして「M」のイニシャル文字をステッチしました。
今回は初めて布地よりも明るいホワイト糸で刺してみました。
可愛いながらも上品で優しい雰囲気の仕上がりです。
本当はもっと小さいフレームを用意していたのですが、このアンティークフレームのほうが似合っていました。
書道などでも余白が大事なように、刺繍も余白があったほうが図案が引き立つように感じました。

ドングリのステッチが完成!_e0162117_11443286.jpg毎年、春からアウトドアな日常になりますから、ゆっくりした気分で刺繍をするのは秋以降に集中します。
わたしがクロスステッチ刺繍を始めてから2年経ちますが、実質は半年くらいで、まだまだ未熟者です。
ほんの駆け出しですが、刺繍をしていて日々学ぶことが多いです。
刺繍は自分に向き合うことができます。
気持ちが集中しないとステッチが揃いません。
刺し目を間違えてしまっていたことに後で気づくと、自分の中で葛藤します。
クロスステッチは刺すよりもはずす作業のほうがが何倍も大変です。
それまで刺した時間が「無」になるばかりではなく、刺した以上の時間を要します。
でも、やっぱりはずして良かったと思うのです。
これって、いろんなことに共通することですね。
過ちに気づいたときに非を認め軌道修正できるかが、その後に影響します。
ドングリのステッチが完成!_e0162117_11444792.jpg
また、表側ばかりではなく裏側も美しく仕上げるには、まるで将棋や碁のように何手も先を読んで手を打つ能力も必要になってきますから奥が深いです。
何よりも面倒がらずにコツコツと地道にこなさなければいけません。
さらには、平常心や美意識も求められます。
女性としてそういう心得があることは素敵なことです。
ヨーロッパの上流階級の女性たちは刺繍の教養があったということが納得できます。
わたしも刺繍を通して「心のあり方」を学んでいけたらと思っています。
by bull_chihoko | 2012-10-03 11:59 | ハンドメイド
<< 昨日の夕焼け 木村充揮ライブ開催☆ >>