以前、
ターナーでも紹介しましたプラム工芸(岩手県二戸市)さんの斧折樺(オノオレカンバ)のしゃもじです。
普段の暮らしにこういう手作りのモノがあると優しい気持ちになります。
感激するほど滑らかな手触りと、使い勝手を追求して生まれた"機能美"。
この美しい曲線のフォルムは日本で最も硬い木の斧折樺だからこそ。
一般的なクラフト木材を加工した場合、理想的なフォルムである薄さ・細さまで削ると、耐久性が足りず使用するどころか加工途中で欠けてしまいます。
あまりにも堅い木なので、通常の刃物を用いたらすぐに刃が欠けてしまうため、加工工程では「削る」ではなく「磨く」と表現されます。
非常に高い技術と多くの手間ひまからこのフォルムは生み出されています。
ご飯を装うのもとっても使い勝手がいいです。オススメです!