いちごの風~貴志川線
いちごの風~貴志川線_e0162117_1592413.jpgスーパー駅長のたまちゃんを
採用した和歌山電鐵は とても興味深い経営をされているので続きを紹介します。
和歌山電鐵は2006年4月
より、南海電気鉄道から経営を引き継いで
貴志川線:和歌山~貴志まで
14.3km の距離を営業運転しています。
スローガンは「日本一心豊かなローカル線」です。
沿線の名産いちごをあしらったシンボル車輌のいちご電車を同年8月にスタートさせ、
「“いちご電車”を使う全ての人に優しく、使いやすく、日本一
可愛い、楽しい、オシャレな
電車空間 」
という、とても素敵なコンセプトなのです。 
外装は白をベースに赤いいちごの可愛らしいカラーリングとデザインです。
内装も楢の床やベンチ・樺の白木の吊り手・科の白木のブラインドなどの自然派志向。
車内には赤いいちご柄がたくさんあってラブリーな演出です。
2007年7月には、第2弾と
して世界で初めての“おもちゃ
電車”を発車させています。
車内は『走るおもちゃ箱』というテーマで、“ガチャポン”が10基設置され、
和歌山電鐵のオリジナルグッズやおもちゃの販売・各種おもちゃの展示が行われます。
今春は第3弾として、たま駅長の“たまちゃん電車”がスタートの予定です。
世界初の電車内プリクラによるスーパー駅長たまちゃんとのツーショットが撮れるそう。
夢があって、斬新かつ柔軟なアイデア満載の路線ですね。
巧みな仕掛け、さらに進化させて人気車輌を生み出していく経営手腕は凄いです。

予想を上回って乗客も増加しており、わずか3年目にして地方鉄道再生のシンボルと
言われるまでになっています。
この魅力ある発想は電車ファンを拡大させること間違いなしです。
by bull_chihoko | 2009-01-06 01:54 | 鉄道
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