カテゴリ:アンティーク( 36 )
マクベスエバンス アメリカンスイートハート
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今日はわたしのコレクションの中からマクベスエバンス社のアメリカンスイートハートのシリーズの紹介です。
昨日の北欧の杜でのティータイムのカップ&ソーサー、プレートです。
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透明感のあるオパールセント ミルクグラスにエンボスされたビクトリアンデザインが施されています。
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年代は1930年〜1936年の間のみ製造されたとてもレアなシリーズです。
およそ80年前のアンティークというよりヴィンテージ物になります。
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ミルキーな甘い色。端にいくほど半透明になっていく美しさ。
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この器は端にゴールドが縁取られていますが、はがれている部分も...。
今回、このシャーベットグラスの上にお花のリースをのせてみました。
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物凄い薄さのプレートです。
希少価値が高いシリーズで、しかも大変繊細でこわれやすいため、現存している数がとても少ないのだそうです。
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縁取りも優美なアメリカンスイートハート、「アメリカの恋人」と名づけられただけあって、とてもロマンティックで愛らしいです。
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わたしがこのアメリカンスイーツハートに最初に出合ったのは十数年前のこと。
一目惚れだったのに、その時すぐ購入せずにいたら悲しいことにsold outに。
それからもうなかな出逢いが無くてとても後悔した思い出があります。
10年ほど前にようやく見つけて揃えました。
しばらくキャビネットの中に眠り続けたままでしたが、やっと日の目を見てこの器たちも喜んでいるにちがいありません。
by bull_chihoko | 2014-07-25 19:09 | アンティーク | Comments(2)
金赤ガラスのフリルバスケット
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わたしのアンティーク金赤ガラスシリーズの最後は、フリルバスケットです。
金赤のグラデーションがとても綺麗です。
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フリルがとても可愛らしく、それでいて凛々しい存在感です。
この金赤ガラスもお花を入れるためのフラワーベースだと思いますが、
眺めてばかりで、まだ一度もお花を飾ったことがありません。
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底の部分はとても濃厚な赤、光や見る角度によって様々な赤の表情を放ちます。
撮影のため、カメラを向けつつ見入ってしまいました。
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6枚の花びらのようにも見えるフリルです。
このバスケットは海外向けの日本製で、里帰りしたお品だったと記憶しています。
わたしの好きなヴィクトリアンスタイルの雰囲気です。
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三日連続でお伝えしたわたしのコレクションの金赤ガラス三姉妹です。
金赤ガラスは贅沢品で、その製法は秘伝とされ、わずかに現存している希少品です。
このようなアンティークの金赤ガラスにいつかまた巡り合えるのでしょうか・・・。

ガラスのアンティークは100年経っても当時の色を放ち、
その時代のクリエーターの心意気を今に伝えているように感じています。



【 金赤ガラス 関連記事 】
金赤ガラスのフラワーベース① → こちら
金赤ガラスのフラワーベース② → こちら
100年以上前の日本のランプ → こちら
ピンクのオパールセント フラワーベース → こちら
by bull_chihoko | 2013-12-10 17:58 | アンティーク | Comments(0)
金赤ガラスのフラワーベース②
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昨日に引き続き、わたしのアンティークコレクションの金赤ガラス、第2弾。
今日は金赤に白の模様の入った吹きガラスのフラワーベースです。
金赤ガラスは本当に魅力的で、一つ手にしたらもう一つ、
また一つと欲しくなり、わたしが虜になってしまったアイテムです。
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このガラスも昨日と同様に明治から大正にかけての時代の物です。
高さは30cmほどもある大きなフラワーベースです。
ふと、このガラスを吹いた職人さんは、
どんなお花を飾るイメージでこれを作られたのかと想像してみました。
わたしは大輪の薔薇やカサブランカのような大百合が似合うと思ったのですが、
その時代に薔薇の花はあったのでしょうか・・・。
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調べてみましたら、その時代の日本に薔薇は存在していました。
万葉集にも古今和歌集にも詠まれていました。
でも、日本では棘が嫌われたのか、薔薇はあまり普及しなかったようです。
江戸時代には徳川三代が花好きだったこともあって、観賞用として栽培が盛んになりますが 、今日のように普及、人気化したのは明治維新以降とのことです。
西洋文化とともに入ってきたモダンローズからのようです。
by bull_chihoko | 2013-12-09 18:23 | アンティーク | Comments(0)
金赤ガラスのフラワーベース①
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ピンクがかった輝くような赤がひときわ目をひきます。
この色は人の心を誘い寄せる不思議な力を持っています。

まるで朝顔のような花びらの形。
ガラスならではの美しいねじり。

今日はわたしのアンティークコレクションの中から金赤ガラスを紹介します。
このフラワーベースは昔のガラス職人さんによる吹きガラスで一点物です。
金赤ガラスのルビー色に魅せられ、一時期収集した物のうちの一つです。
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日本製で明治〜大正にかけての作品。
厚みもあり、高さは25cmほどで、この時代の物としてはかなり大ぶりで
これだけたっぷり金赤で仕上げられた品はとても希少です。
 
金赤ガラスの赤は究極の赤だと言われています。

この赤は金で発色させていて、金が生み出した赤なのです。
最初わたしは色に惹かれて手にして、価値はずっと後になってから知りました。
ここ数年、金赤ガラスはアンティーク好きのマニアに大変人気があります。
NHK「美の壷」でとり上げられてから入手困難になり、
わたしの手元にあるいくつかの物はそれ以前に収集した物です。
by bull_chihoko | 2013-12-08 22:03 | アンティーク | Comments(0)
アンティークのガラスドーム
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まぁるくて、コロンとした可愛らしいカタチ。
波のような流線形がエレガントなフランスのアンティークのガラスドームです。
パンやケーキ、スイーツなどを入れておく器です。
ここしばらく、とっても人気のあるアイテムのガラスドーム、
最近はアンティークではなく、お手軽な現行品も多く出回っていますね。
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和ガラスのコンポートの上にのせてもアンティーク物はしっくりと馴染みます。
和と洋でもこの時代の美意識は共通しているのだと思います。

ガラスのマジックのような見え方の不思議な映りを眺め、
このガラスドームが作られた美しい時代へ気持ちがワープしています・・・。
by bull_chihoko | 2013-07-09 11:38 | アンティーク | Comments(0)
手吹きガラスのコンポート 明治〜大正時代
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今からおよそ100年前の明治大正時代の手吹きガラスの大きなコンポートです。
手吹きガラスとは吹き竿と呼ばれる鉄製のパイプの先に解けたガラスを巻き付けて、息を吹き込んで風船のように膨らませて形を作ったガラスのことです。
和ガラスのアンティークのコンポートは大変珍しく、激レアです。
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ステムのくびれの造形がとても美しいです。
当時の日本の暮らしでは、このコンポートの出番がなかなか無かったのでしょう。
旧家の蔵の中で新聞紙に包まれて箱に入ってずっと眠り続けていたようです。
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底に手吹きガラスの証がくっきり。
人の手によって作られた仕事ぶりを伺うことができます。
吹きガラス独特の揺らめき・気泡など、本来ガラスは固くて冷たい物なのに、優しさと温かさが伝わってきました。
by bull_chihoko | 2013-07-08 13:15 | アンティーク | Comments(0)
アンティークコンポート
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アンティークは一期一会。
最初、このコンポートを見つけたとき、ドキッとしました。
理想的な美しいフォルム、エレガントな優しさ。
こんなにも素敵なコンポートに出逢ったのは、初めてでした。
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ここしばらくアンティークを購入していませんでしたが、
このコンポートは一目惚れ。
見つけた瞬間、この器と暮らせたら、優しい気持ちで過ごせると 直感。
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優美な曲線の花リム。
リムとは縁(ふち)のことで、花びらのようなディテールをしています。
以前紹介しているサルグミンヌに似ています。
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1892年頃のフランスアンティーク リュネヴィル窯 Keller & Guerin
この美しさを保ち、製造されてから120年も経っているなんて驚きです。
この出逢いは奇跡です。
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こうして実際に手にしてみて、幸福感に包まれています。
わたしにとって、宝物です。
by bull_chihoko | 2013-07-05 12:26 | アンティーク | Comments(2)
薔薇のキャンドルホルダー   ムラノガラス
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わたしのアンティークコレクションのムラノガラス薔薇のキャンドルホルダーです。

「ムラノガラス」とはヴェネチアンガラスの別称で、ヴェネチア島から1.5km離れたムラノ島で伝統的に製造されたガラスをイタリアでは本物として区別的にムラノガラスと呼びます。
このムラノガラスには悲しい歴史がありました・・・。

古代ローマ時代に発明されたローマンガラスが起源で、東西交易の中継点として栄えたヴェネチアに早くからイスラムのガラス製法が伝えられました。
11世紀になるとヴェネチアンガラス製造も更に活発になり、13世紀末にはガラスの製造技術の流出を恐れたヴェネチア共和国政府が、「マエストロ」と呼ばれるガラス職人を家族まで含めて強制的にムラノ島に移住させました。
その後、職人たちが島から出ることを一切禁じ排出的に継承されヴェネチアンガラスのメッカとなっていったのでした。

ルネサンス期の15世紀~16世紀にはその繁栄は頂点に達し、ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」はムラノ島から連れ出された12人の職人が作成したと言われています。
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このキャンドルホルダーには花びらと葉に金彩が施してあります。
ムラノガラスは鉛を含まないソーダ石灰ガラスで、これに金属酸化物を混ぜることによりあらゆる色を表現しています。
人が息を吹いて作る吹きガラス製法はとても軽く、穏やかで温かみのある透明感と極めて多彩な色が特徴です。
わたしはこのキャンドルホルダーをペアで持っていますが、一つひとつ手作りなので、それぞれに趣が違っています。
そのようなハンドメイドな風合いもムラノガラスの魅力です。


【 関連記事 】
「サロンのアンティークたち」 → こちら
by bull_chihoko | 2013-07-03 10:24 | アンティーク | Comments(0)
桜のランプ
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今日はひな祭り。絵柄は桃ではなく桜ですが・・・
一つひとつ丁寧に手描きされています。
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ふくらみと締まりのきいたメリハリボディーが美しいアンティークのランプです。
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雛壇のぼんぼりに似ている気がしています。
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気泡の入ったガラスに時代を感じます。このランプもかなり年代物です。
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ひな祭りの夜に火を灯そうと思いました・・・。
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台の部分の装飾も素敵です。
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ズッシリと思い真鍮製、細やかなところまでデザインが行き届いています。
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そして、炎を灯してみました。わたしの手元に来てもう10年ほど。
初めて見たこのランプの灯火。ランプは火を入れてこそ命が宿るようです。
ゆっくりと静かな夜を過ごしています・・・。
by bull_chihoko | 2013-03-03 18:34 | アンティーク | Comments(4)
100年以上前の日本のランプ
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わたしのアンティークコレクションアイテムのランプ。
その中でも一番お気に入りの100年以上前の大変希少な日本製の台ランプです。
台はこっくりとした白とピンクの乳白ガラスでカッティングが施されています。
とても大きく高さは63cm、明治後期から大正初期に制作されました。
わたしが今まで見た骨董ランプの中でも群を抜いて美しいと感じています。
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火屋(ほや)はガラス職人さんによって素晴らしい装飾が施されています。
細やかなフリルのディテール、ぽってりと愛らしいふくらみ、美しい色。
昨日磨いたのが、この火屋のガラスを押さえている真鍮です。
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光を美しく通す、ルビー色の輝くような明るいガラスを金赤ガラスといいます。
本物の金を使って発色しています。金赤ガラスは、火の温度や調合の仕方で発色が変化するため作るのが難しいガラスです。
その為、それがひとつの希少価値になっているとも言えます。
ガラスコレクターの間でも大変人気のガラスで、NHK美の壷でも紹介されました。
金赤ガラスは赤が薄い方が作るのが難しく、希少価値があります。
このランプは個人所有するのはもったいないほどで博物館クラスのレベルの品物。
有名な神戸のランプミュージアムのランプに劣りません。→ 画像はこちら
わたしの手元にあるうちは可愛がって愛でたいと思っています。
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by bull_chihoko | 2013-02-18 12:20 | アンティーク | Comments(4)