カテゴリ:映画の感想( 55 )
映画「ハチ公物語」観ました!
e0162117_8253767.jpg日本人なら知らない人がいないほど有名な忠犬ハチ公の物語。ましてや大館育ちの方なら、知らない人はいないと思います。ストーリーも大半は分かっているはずなのに、実際にこの映画を観ると観ないとではハチ公の印象がまるっきり違います。信頼できる飼い主と出会い、献身的に働くことが犬としての幸せなのだと聞いたことがあります。上野教授と過ごした一年余り、そして帰らぬ教授を待ち続けたその10倍もの年月。ハチ公の一生を思えば胸が詰まりそうになるのですが、その真っすぐな愛情を持てたことがハチにとっての幸せだったと思いたいです。このハチ公が、愛玩動物の代表的な犬と人間との関わりの象徴として貢献している絶大なる存在を感じました。映像の中には大館の大文字も写ります。
「献身」「貢献」これらの漢字には「犬」という字が書かれるように、身を捧げて一生尽くし続けるハチ公の姿に真実の愛を教えられたように思います。ハチ公がとても愛しくなりました。


 ---------------------  『ハチ公物語』(1987年) -------------------

※市内のレンタル店には2本しかなく、人気急上昇のため貸し出し中が続いております。
Youtubeで現在、全編観れるようですので土日の時間を利用して
削除される前に是非ご覧ください。Part1~11まで順番にどうぞ♪
Part1
Part2
Part3
Part4
Part5
Part6
Part7
Part8
Part9
Part10
Part11
by bull_chihoko | 2009-07-25 08:27 | 映画の感想 | Comments(0)
グラン・トリノ
e0162117_11522256.jpgクリント・イーストウッドの監督作品および出演作品の中で
最高のヒットを記録している
「グラン・トリノ」を観ました。

本人が主演で、重みのあるしゃがれ声、奥深い眼差し、画面から伝わる凄みが違います。
イーストウッド監督が演じるのは、戦争の心の傷を背負った、いかにも頑固なウォルト・コワルスキー。
身内である二人の息子や孫からも疎まれる彼と、アジア系移民の隣人との関わりの中での変化を微妙な感覚で描いています。


「グラン・トリノ」とは、1972年式 フォード社製ヴィンテージカー。
今でも新品同様に磨き上げていて、不器用ながらも愛情の深さを物語っています。
現状のアメリカのありのままといえる設定で、映画の軸に「ブルーカラーの気骨と笑い」があり
音楽も言葉も仕草も非常にリアルで細やかな描写です。
78歳にしてあの感覚は、本当に驚かされます。
そして、イーストウッドの立ち姿が実に美しくカッコいいです。
若い人でも誰も真似できない「男」の立ち姿が印象的でした。
そして、エンディングに流れたイーストウッド本人が歌っていた曲
とてもいい締めくくりをしていました。
あの域まで達しているのは、神業とも言ってもいいのではないでしょうか。
この「グラン・トリノ」は、彼自身、監督や俳優という枠を超え、
一人の人間として同じ世界に生きるわたしたちに渡したかった想いが込められた、
最も優しい結末が待ち受ける衝撃の感動作でした。
 
by bull_chihoko | 2009-04-28 11:49 | 映画の感想 | Comments(0)
実写版 釣りキチ三平
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e0162117_2141812.jpg先週公開になった、秋田県増田町出身の漫画家 矢口高雄さんの代表作「釣りキチ三平」(東映)の実写版。
監督は、話題の映画「おくりびと」の滝田洋二郎さん、脚本は「ALWAYS 三丁目の夕日」の古沢良太さん、など話題性もあったので五所川原市まで行って、観てきました。

漫画「釣りキチ三平」を読んだこともなく、釣りファンでもないわたしが観に行った理由は
家で予告編を観たときにあまりにも背景が素晴らしかったからです。
その緑豊かな秋田の風景に出逢うだけでも価値があるような気がしました。
実写版映画「釣りキチ三平」は、シリーズ化が予定されていて、
その第一弾となる今作品は、原作者・矢口高雄さんのふるさと秋田から出発すべきだ
というこだわりから、ロケ地として秋田が選ばれたそうです。

大きな麦わら帽子がトレードマークの主人公・三平三平は、秋田の山村に生まれ育ち
祖父譲りの天才的釣りの技術とアイディアで伝説の幻の巨大魚に挑みます。
写真上は映画のクライマックスシーンの夜鳴き谷のロケ地である鳥海山麓の法体の滝。 
日本の滝百選にも選ばれているそうですが、わたしは この滝を知りませんでした。
今度、ぜひ、この場所を訪ねてみたいと思いました。

岩魚や山女の川魚は自然のバロメーターです。
知恵と工夫を凝らした、秋田の多様な釣法も川漁も川魚料理も、先人が残してくれたもの。 
マタギの文化も、白神山地のブナの原生林も 秋田の財産です。
釣りを通して、何が美しくて、かけがえの無いものものなのかを再認識できた映画でした。
by bull_chihoko | 2009-03-24 02:09 | 映画の感想 | Comments(2)
おくりびと
e0162117_16473790.jpg2月22日(日本時間23日)、
ハリウッドで第81回アカデミー賞の授賞式が行われ、
『おくりびと』が外国語映画賞を受賞しました。
日本映画の同部門へのノミネートは12作目で、受賞は史上初の快挙です。 
同作は昨年のモントリオール世界映画祭グランプリをはじめ、今月20日に発表された日本アカデミー賞でも最優秀作品賞ほか10部門を受賞。
国内外での受賞は計60冠に達していましたが、さらにアカデミー賞受賞という映画界最高の栄誉が加わりました。

『おくりびと』は、オーケストラのチェロ奏者として活躍していた主人公が、楽団の解散に見舞われた結果、郷里の山形に帰郷し、納棺師に転身した姿を追う人間ドラマです。
人生の旅立ちの場面で納棺師という仕事を通して見えてくる、人のつながりや人生の悲喜のエピソード。注目したいのは、この映画は主人公の大悟を演じる本木雅弘さんの発案を機にスタートしたということです。

わたしも昨年、この映画を観ています。
着眼点、アイディア、脚本力が素晴らしいです。
コミカルな笑いの場面を前半にちりばめながら、だんだん本題へと物語は流れていきます。
“納棺の義”の所作一つひとつの美しさと愛情。
元チェロ奏者らしい、滑らかなで繊細な指の動き、柔らかなまなざし。
すべては本木雅弘さんから発せられています。
シブがき隊のもっくんでアイドルだった頃、
誰が将来アカデミー賞の大舞台に立つと想像していたでしょう。
人生、何が待ち受けているか分からないものです。
でも、言えるのはそういうサプライズは偶然には訪れないということです。
彼の放つ言葉の魅力、書く筆文字の潔さ、そこには彼独自の世界観を感じます。
アカデミー賞授賞式会場でのインタビューにも
「一瞬一瞬のシーンを皮膚感覚の中に記憶したいと思います。」というコメントでした。
わたしが、本木さんが異色のタレントと感じたのはアイドル時代の筆跡を見たときに始まり
まだ19歳だった内田也哉子さん(内田裕也と樹木希林の娘)と結婚した時でした。
いつも確かなもの、そして高みを目指しているという姿勢が
筆跡にも選んだ女性にも感じられました。
わたしは、この人にはさらなる未来が待ち受けていると直感しています。
by bull_chihoko | 2009-02-24 00:00 | 映画の感想 | Comments(10)
映画『ハッピーフライト』観ました!
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ウォーターボーイズ ・スウィングガールズでおなじみの矢口史靖監督の最新作映画
『ハッピーフライト』を観ました。
ホノルル行きの国際線1980便をめぐり数々のエピソードが絡み合いながら
ストーリーが展開します。
映画の主役はキャストではなく1980便ジャンボジェット機そのもののようでした。
多くの人がその魅力をより鮮やかにするためのパーツとして描かれています。
一機の飛行機を飛ばすため大勢の人がプロ意識を持って仕事をしていて
その人たちが光り輝くことで主役の飛行機の物凄さが伝わってきました。
リアリティがあって生き生きしているキャストを見て監督の人間ウォッチングの鋭さに驚かされます。
飛行機の魅力たっぷりで 空港と飛行機が好きになる映画だと思います。
わたしは年に何度か飛行機を利用しますが今度乗る時は今までよりもずっと楽しく
フライトできそうな予感がします。
そんなハッピーフライトでした。


写真撮影がご趣味のお客様より全日空の写真を提供していただきました。
とても素敵な写真をありがとうございます =*^-^*=♪
クリックすると拡大できますので ご覧になってください!
by bull_chihoko | 2008-12-02 01:05 | 映画の感想 | Comments(0)