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アンティークブティ
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ブティってご存知ですか? たぶん、多くの方がご存じないかもしれませんね。
ブティとはフランスの伝統的なキルト技法です。2枚の布を柄に沿い縫い、その一つひとつの柄に膨らみを出すため、コットン糸が詰められています。ドミット綿を挟んだキルトとは違い、あまりにも手間がかかりすぎるため大変希少になっています。
白い布地に白い糸で縫われているので、立体的に浮かび上がる陰影はとても上品で美しく、優しい表情をしています。
昔から、ベットカバーや、赤ちゃんのおくるみなどを嫁入り支度として、上流階級の家庭はプロのアトリエで、一般的な家庭では家族の手で作られてきました。
歴史は500年以上もあるそうですが、かなり古いものでなくてもアンティークブティには滅多に出会うことができません。
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わたしの持っているブティは小さなテーブルにちょうどいい大きさのマットです。
スカラップの縁の周りは手刺繍のレースが付けられていてとても贅沢···。
普通のキルトよりしっとりとした重さがあるので、ティーカップなどを置いてもずれたりせず、安心感がありますし、食器がとても映えて美しく見えます。
わたしの手元に来てくれたこのブティを大切に使っていこうと思っています。
それにしても、これほどの手仕事を施した女性の家族への想いに心うたれます。
by bull_chihoko | 2010-11-30 11:43 | アンティーク | Comments(0)
マロンの薪
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今年の初雪の日にあることをしようと決めていました。
それは、亡くなったシマリスのマロンが何年も使っていた木を燃やすこと。
いつもハンモックに登る時に使っていたハンの木。
昨日、その思い出のマロンの木を燃やしました。
ハンモックの上で、いつもいつも外の景色を眺めていたマロン。
今年は雪を見れませんでした。
だから初雪の日に燃やそうと決めていました。
家の中で何年も乾燥しきった木だったので、
細いのに驚くほど高温の260℃で赤々と燃えました。
マロンの思い出がある薪は
煙になってマロンに雪の知らせを届けてくれたかもしれません。

山の木は伐られた時に死ぬのではなく
伐られて暮らしの中で役に立って
薪になって人々を暖めて
最後の最後に真っ赤になって
最も力強い輝く命を放って昇華します。
そして灰になってからも
酸性になってしまった土をアルカリ性にもどしてくれるのです。
次の命のために。

e0162117_1337157.jpgマロンがいつも眺めていた外の景色。今日は朝から真っ白な雪が降り続いています。
気温も上がらないまま午後になりました。一気に冬が来たような感じです。
by bull_chihoko | 2010-11-29 13:38 | ダイアリー | Comments(4)
初雪
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今年は例年より初雪が降るのが遅かったです。
わたしにとって、初雪は今日でした。
家でゆっくり過ごすはずの日曜日だったのに
午前中は薪ストーブがらみの作業、
午後からは大館中央公民館で開催されている写真展に出かけてきました。
その帰り道、空から大粒のみぞれが降ってきたかと思うと
やがて···、数ヶ月ぶりに目にする雪の舞う風景になりました。
自宅に戻ってすぐにバルコニーから撮影。
寒いけれど、冬の真っ白な風景はとても綺麗なので、雪は好きです。


e0162117_1704121.jpg 昨日、最後の薪の作業が終わったばかりで、それを見とどけたかのように、今日になって降った初雪。
春も夏も秋も、一生懸命に薪集めをしたので今年の冬は暖かく過ごせそうです。
写真はカーポートを改造して作った薪小屋。広葉樹、針葉樹、建築材など今年はいろんな薪が揃いました。
by bull_chihoko | 2010-11-28 15:40 | ダイアリー | Comments(2)
クリスマスオーナメント
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毎年、今頃の時期になると街の中はクリスマスムードに包まれます。
わたしもクリスチャンでもないのに、やはりクリスマスの準備をしています。
長い年月をかけて少しずつ、ツリーの飾りのオーナメントを増やしました。
一番のお気に入りは、透き通ったガラスで出来ているオーナメント。
今年もドロップや雪の結晶などのクリスタルアイテムを追加しました。
日本製のものはどうしてもファミリー向けで子どもっぽくなりがちなので
わたしはアメリカからの輸入物を用意しています。
大人チックで、リーズナブルなお手頃価格が嬉しいです。
ヨーロッパ製は高級イメージです。
昨日紹介したバカラのオーナメントになると1個1万円以上もします。

2007年に横浜のランドマークタワーでスワロフスキー社製の巨大ツリーを見ました。
高さ10mもあるクリスタルガラスの煌めきは吸い込まれそうなくらい素敵な輝きでした。一昨年、昨年は普通のツリーの飾り付けになっていましたが、今年またスワロフスキーのクリスマスツリーが復活なのだそうです。
無色透明のクリスタルの輝きは他のツリーには無い気高さと威厳があります。
何も色を足さないこと、それが最高の強個性になっています。
わたしも色を欲張らずにオーナメントはクリスタルな雰囲気で揃えています。
明日の日曜日はゆっくりクリスマスの飾り付けなどしようと思っています。
by bull_chihoko | 2010-11-27 08:30 | ダイアリー | Comments(0)
バカラ タリランド
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今日はバカラ タリランド(Baccarat Tallyrand)について。
このグラスとの出会いは今から16年前。
ちょうどお店を開店させてグラスに興味を持ち始め、探して見つけました。
特筆すべき大胆なフラットカットはオールドファッショングラスでは珍しく、
そのダイナミズムから生まれるフォルムは非常にクールで官能的です!
フラットカットならアルクールというバカラを代表するシリーズがありますが、
そちらはもっと男性的なデザイン。こちらのタリランドは女性的なフォルムです。
1937年から作られ、70年の歳月という時の経過にも、風化する事の無いデザイン。
クラシックでありつつも現代の最新のデザイン性でその輝きを放っています。
しっかりと重量感があるのに、唇に触れる部分はとても薄くて繊細。
この微妙なバランス感覚が絶妙です。わたしはこのオールドファッショングラスの他にタリランドシリーズのショットグラスをサイズ違いで2種類持っています。
ウイスキーを飲む時はこのマイグラスでストレート!
大好きなグラスで飲むと、美味しいお酒がさらに美味しく感じられます。
 
バカラは1764年の創設以来、“王者たちのクリスタル”と賞賛されてきたブランドで、フランスが世界に誇る最高級クリスタルです。バカラの魅力的なクリスタルの秘密は通常のガラス素材と違い、ガラスに鉛を含有していること。これが特有の重量感と輝きの秘密なのです。楽器のように澄んだ反響音も特徴のバカラのグラスは、世界各国の王室や元首ご用達のクオリティ。

函館の金森美術館バカラコレクションで数々の逸品を何度も拝見していますが、
わたしはこのタリランドが一番好きです。
Bullでは特別にバカラブランドのみグラスキープできるようにして好評いただいております。お店でご自分だけのバカラグラスで飲む心地よさは格別のはず···。
by bull_chihoko | 2010-11-26 11:19 | 愛しい物・コレクション | Comments(2)
ティーポット  〜ジョルジュ・ボワイエ
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繊細でありつつ、すっきりとした美しさを放つジョルジュ・ボワイエ。
この製品の特徴はフランスの持つ優雅なイメージと重なり合います。
リモージュ地方特有の薄焼きに、ボワイエ独特の小さな凹凸の地紋様。
点と線で作られた花冠のようなレリーフ。
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キャビネットの中に入れたまま眺めているだけでしたので扉の外に出してみました。
骨董店で衝動買いしたティーポットシリーズで、ローズ系の絵付けがわたし好み。
フランス・リモージュは、印象派の画家ルノワールが生まれ、少年時代には陶器の絵付けにたづさわったという古都ですが、ジョルジュ・ボワイエの製品も、彼の作風にどこか似ていて優しく洗練された美意識に基づいています。
また、すべての製品が発表後少なくとも20年間は補充できるので、愛好者にとっては嬉しいです。
by bull_chihoko | 2010-11-25 12:12 | 愛しい物・コレクション | Comments(2)
ベビーブーツ
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先月ネットで見つけた天然ムートンのベビーブーツ!
ニュージーランド産のしっかりとした地厚のムートン素材で
内側も全て羊のふかふかムートンで作られているので赤ちゃんの肌にも安心。
ちっちゃいのに本物、あまりにも可愛いのでプレゼント用に購入しました。
ニュージーランドからの空輸便で、昨日無事に自宅に届きました。
まだ歩けない赤ちゃんの足の保温にとってもいいと思います。
わたしもムートンブーツを持っていて、真冬には大変重宝しています。
天然ムートンってふわふわほかほかで 幸せ度満点です!

今朝は秋田の気温が氷点下になりました。
わたしはムートンシーツであったか対策しています。
いよいよ冬の到来ですね···。
by bull_chihoko | 2010-11-24 12:31 | ダイアリー | Comments(0)
能代名物「志んこ」
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昨日近所のお店に行ったら紅白饅頭に「祝」のシールが貼られて売られていました。
なぜ「祝」か、ちょっと疑問に思ってたずねたら「いい夫婦の日だから」なのだと。
そういえば、昨日11/22は、いい夫婦の日でした。
でも、今日11/23はこれがまた「いい夫妻の日」なんだそうです。
勤労感謝の日と思いきや、語呂合わせでいろんな記念日があって
毎日記念日だらけになってしまいそうですね(笑)。

今日は、用事があって能代まで出かけてきました。
その帰り道、お菓子のセキトさんで能代名物「志んこ」を買いました。
たぶん、昨日の紅白饅頭が頭のどこかに残っていたせいかも···。
秋田のうるち米で作ったお餅を甘さのちょうどいいあんで絡めています。
このシンプルで素朴な味が好きです。

勤労感謝の日、今日は祝日なので、スタッフにはゆっくり休んでもらって
わたし1人で営業しますので、ちょっと甘い栄養補給をして仕事します!
by bull_chihoko | 2010-11-23 17:40 | グルメ | Comments(6)
クロスステッチに挑戦しました!
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何歳になっても新しいことに挑戦することって大事だと思います。
昨日の日曜日、わたしは前々からやってみたかったクロスステッチに挑戦しました。
自宅から往復3時間ほどかけ、手芸好きの方たちのお集まりに参加させていただきました。ブログにコメントをくださっているmoniqueさまの親切なご指導のもと、いざチャレンジしてみると··· ··· ···一瞬にして、挫折感!!↓↓↓
全く生地の布目が分からないのです。二目ずつすくって糸を通すのですが、見えていたはずの布目が刺す瞬間に分からなくなってしまうのです。かなり集中しても全然進まず仕舞いでした。後になって判明したのですが、リネンの生地と同色系の明るい色の糸をわたしが選んだため、初心者には難しい色合わせなのでした。
そして、今日、自宅で布地と糸を変えて再チャレンジ!
昨日は見えなかった布目が見えてステッチが進み、図案のように完成しました。
糸の方向とか引き加減とか不揃いですが、何とか達成感を味わうことが出来ました!

このステッチをしている時に感じたことは、今までわたしが手にしていた数々の刺繍の作品は大変な思いをされて仕上がっているということ。
一目でも間違うと、ほどいてやり直すのですから、自分でやってみてどんなに根気と忍耐と時間が要るのかが分かりました。
わたしにとってこれをクリアすることは精神面で役立つような気がします。
それより、何よりクロスステッチは楽しいんです。
美しいものを自分の手の中で生み出せるんですから。
これからも時間を見つけて ちくちくしていこうと思っています。
by bull_chihoko | 2010-11-22 16:01 | ハンドメイド | Comments(2)
アンティークリネンのナイティ
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昨日に引き続きアンティークレースつながりで、今日はイギリス製アンティークリネンのナイティを紹介します。ナイティとは寝る時に着る服。ネグリジェという言い方のほうが分かりやすいかもしれませんね。

e0162117_1131492.jpg今から100年以上前、まだレースの機械が無かった時代の1900~1909年頃の品とお聞きしました。薄手のソフトリネンに手刺繍で非常に細やかなレースがふんだんに施されている豪華なナイティです。
上流階級のお嬢さま用のリネンだったにちがいません。
わたしは袖すら通したことがありません。ただ、うっとり眺めているだけのコレクションになっています。
普段はネグリジェ派なんですが、もったいなくて着ることが出来ません。
e0162117_1125712.jpg 胸から襟、袖口のフリルたっぷりのレースは全部手刺繍です。スカラップ刺繍からの模様が3cm。クリックで拡大してご覧になるとその凄さが伝わります。たぶん、朝から晩まで刺繍したとしても1ヶ月はかかりそうなくらい凝った手仕事のナイティです。


by bull_chihoko | 2010-11-21 01:15 | リネン | Comments(4)