ラーメンの話 ③担担麺~鹿角パークホテル
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時々、無性に食べたくなってしまう鹿角パークホテルのレストランの担担麺(タンタンメン)です。
ホテルで担担麺って意外かもしれませんが、ここの中華料理は評判いいです。
最初、地元の方に紹介していただき、その美味さに惚れて、以来ずっとこちらの
担担麺のファンです。もう20年ほどになります。 
普段はこってり系のラーメンは食べませんが、これだけは特別。
程よい辛味の利いたまろやかな濃厚スープに太い縮れ麺が絡んでたまりません。
豚挽肉・ザーサイ・刻みネギ、それぞれがバランスよく混じり合っていて、
全部飲んでしまいたくなってしまうほどの絶品スープです。オススメです。(850円)

坦々麺は四川料理を代表する麺料理です。
ご存知のように四川料理は北京・江南・広東と並ぶ中国の四大料理の1つで
麻(マー・山椒と辣ラア・唐辛子)を基本とする辛い味付けが特徴です。
本場四川省の坦々麺はスープが無いとの事。坦々とは「荷を担ぐ」という意味で、
昔は天秤棒で道具一式を担いでこの麺を売り歩いたそう。
そのため、スープは使わないでタレと麺を絡めて食べるスタイルになっていました。
四川料理を日本に広めた方は料理の鉄人・赤坂四川飯店の陳健一の父・健民さんです。
当初、本場四川風の汁無し坦々麺を出していましたが、評判が芳しくなく、
日本で一般的な中華料理がラーメンなので「日本人には汁が無いとダメ」となって
スープを入れまろやかな味にして日本人の味覚に合うようにアレンジしたのだそうです。
by bull_chihoko | 2009-09-19 01:55 | グルメ
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