2009年大晦日、
津軽鉄道の冬の風物詩のストーブ列車に乗車しました。
津軽鉄道は津軽五所川原駅から津軽中里駅までを結ぶ運行距離20.7kmの鉄道です。
年代物の昭和26年製の車内には超レトロな石炭だるまストーブが2台あります。
石炭の補充は車掌さんの仕事で合間をみて適度に石炭を補充していました。
ストーブ前の席に座りましたが、暖かいというより熱いくらいです(笑)。
小泊産するめを買ったらご親切に乗務員さんがストーブの上で焼いてくださいました。
木製の車内、真鍮のフック、ローズピンクの別珍の座席、この雰囲気最高、レトロ感といったらたまりません。
まるで動く骨董列車です。車内には若くて会話上手な
女性のアテンダントさんも2名乗車していて気さくに話しかけてくださって楽しい雰囲気に包まれます。
わたしは金木駅~津軽中里駅を往復乗車しましたが、車窓からの津軽平野の冬景色、焼いたするめ匂い、案内をしてくださるアテンダントさん、まさにローカル線ならではの醍醐味を満喫できました。
ストーブ列車と記念撮影。
帰りの列車では、朝、風穴のお立ち台で一緒になった奈良県から来た撮り鉄さんとここでも偶然一緒になって、目の前の席に座るという面白い展開になりました。
車内はほのぼのしていて温かく、楽しい旅になりました。
その後で、アテンダントさんから教えていただいたポイントでストーブ列車を撮りました。
この後、物凄い暴風雪が襲来するなんて感じさせない穏やかな沿線風景でした。
最後尾はこの日が最終運行となった太宰治生誕100年を記念する太宰列車です。
明日のブログで斜陽館とともにに紹介したいと思います。