森吉山と夕焼け雲
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9月になったというのに、昨日もとても暑い一日でした。
午後1時ころ、南バイパスを通過したときには電光掲示板は37℃を表示。
実際には35℃ほどでしたが、それにしても9月に猛暑日になるなんて···。

2010年夏(2010年6月~8月)の日本の平均気温の平年差は+1.64℃と、
夏の気温としては統計を開始した1898年以降、
過去112年間で、最高記録となったそうです。
今夏、月平均気温の平年差は、6月が+1.24℃、7月が+1.42℃、8月は+2.25℃。
このように、2010年夏の日本が記録的な酷暑になったのは、
期間を通して冷涼なオホーツク海高気圧や寒気の影響をほとんど受けなかったこと。
梅雨明け後、上空の偏西風が日本付近で平年よりも北に偏って流れたこと。
勢力の強い太平洋高気圧に覆われたためということのようです。 


昨日の夕方、南側の空にきれいな夕焼け雲をみつけました。
自宅の屋上に急いで上って写真撮影。
夕日を浴びて、この雲だけが茜色に光っていました。
ちょうど、雲の下には三角の森吉山が見えます。
母校の校歌にでてくる「森吉の嶺(みね)」です。
屋上から眺めていて、いつかは登ってみたいと思っていました。
昨年冬には氷点下12℃の極寒の森吉山の樹氷を見に行きました
そして、昨年夏、この森吉山の頂上に登ってみました。
山野草や高山植物の花々が健気に咲いている山道から頂上に到着したら
驚きの光景が広がっていました。
直線距離で40kmも離れているのに、
肉眼で大館樹海ドームや大館の街が見えたんです。
遠くに感じていた森吉山との距離が縮まった瞬間でした。
以来、この森吉の嶺々を眺めると、
向こう側から見た大館の景色が思い出されます。
by bull_chihoko | 2010-09-03 01:41 | 自然
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