凹凸卍の書き順
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最近はパソコンや携帯電話などの普及で、 あまり字を書かなくなりました。
知っていたはずなのに、とっさに思い出せないこともよくあります。
それと案外分かっていないのが、「書き順」です。
先日、お店で書き順で盛り上がりました。今日はその驚きの書き順を紹介します。
一般的にピックアップされる定番は「必」「飛」
この2文字の書き順をご存知でしょうか···。

「必」の書き順は → こちら
「飛」の書き順は → こちら

次に、かなりの方にとって難問だと思われるのが「凹」「凸」「卍」 
この書き順には驚きました〜〜! お手上げです〜〜( ̄Д ̄; 
答えを見ても数分後に書けませんでした(汗)。
結構、書き順には自信があったのに、バッサリやられてしまいました。

「凹」の書き順は → こちら
「凸」の書き順は → こちら
「卍」の書き順は → こちら



ところで、わたしが子どもの頃からのお稽古ごとで一番長く続いたのが書道です。
小学1年から始め、高校3年まで15年間続きました。
保母だったわたしの母の勤務先の園長先生が書道の先生で
中学3年生になるまでわたしに無償で書道を教えてくださいました。
暗くて雪の吹く冬の夜道を書道かばんを持って一人で歩いて帰ったものです。
でも好きだから長続きしたのでしょうね。
鳳鳴高校時代は書道同好会にも所属していました。
大学の進路選択のときに「絵」にするか「書」にするか悩んだことも。
結局「絵」を選択しましたが、幼い頃から書道を習ったことが
絵の道へつながったように思っています。
数あるお稽古ごとの中で、わたしにとって書道はとてもメリットがありました。
小さな子どもさんにもオススメしたいです。
最大のメリットは、姿勢が正しくなり、集中力と落ち着きが養われること。
筆記用具の正しい持ち方、 漢字の正しい書き方や書き順を覚えることができます。
また、『どうしたら上手く書けるか』 ということを考えたりもしますので、
「見る力」「考える力」「感じる力」も身につきます。
書道や習字を続けることによって、 字が綺麗に書けるようにもなります。
字が綺麗に書けるようになれば、 良い印象を与えることができます。
字は一生その人についていくものですから書の心得は重要です。

わたしはいつかまた書道を学びたいと思っています。
万葉集に出てくるような優美な仮名文字をすらすら書けるようになりたいのです。
「書」の余白の美しさも好きです。

現在はデジタル機器の普及でとても便利すぎる社会ですが、
どんどん漢字を忘れたり書けなくなってしまっています。
だからこそ、アナログで情緒のある「書」を見直したいですね。
by bull_chihoko | 2011-09-07 12:10 | ダイアリー
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