「わが母の記」。いつもブログをご覧になってくださっている映画好きの方にこの映画を薦めていただきました。
母が老いて次第に薄れていく母自身の記憶の中で、唯一消されなかった真実。
心の一番根っこに残されるもの。
時代が変わり、いろいろな問題を抱えてしまった現代、
人と人との絆の大切さを知った今の時代にこそ心に留めておきたい映画です。
この映画に出逢えて、本当に有り難いと感じました。
主演は樹木希林さんです。
実はわたしは日本の女優さんの中で樹木希林さんが一番好きです。
それは子どもの頃からのことです。
樹木希林さんの前の芸名は悠木千帆(ゆうきちほ)で、わたしの名前と一字違い。
そんな親近感もあって、子どもの頃に観たドラマ『ムー一族』や「お化けのロック」は大好きでした。
抜群の演技力。円熟した深みの粋に達し、御年70才にして、
まだまだ楽しみな女優さんです。