昭和10年生まれのラッセル車を初めて操縦!
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憧れだった昭和10年生まれのラッセル車の操縦席!
昨日、ついに操縦するチャンスが来ました!

昭和10年生まれのラッセル車を初めて操縦!_e0162117_19124958.jpg進行方向の雪を掻き分けるフランジャー、排雪板ウイングを手動で操作します。
線路上で雪が固まると脱線事故に至ることもあるので、フランジャーと呼ばれるV型の先端を線路面よりも下げて雪や氷を砕きます。
線路には分岐器のクロスや踏切の敷板などがあるために、その都度上げなければいけません。
ウイングも障害物があるため、その都度上下開閉させます。
暴風雪での操作は大変神経を使うことでしょう。
冬季間の列車の安全走行のためにはラッセルは大変重要な役割を担っています。
全て空気圧で行われていますが、しかしながらこのラッセルが昭和10年に造られていたなんて驚きです。
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78才のラッセル車内にて。
昭和10年と言えば、わたしの両親が生まれた頃の時代です。
それが現役で動くのですから、凄いことです。
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ラッセル操縦席からの眺めです。
雪に埋もれていた小坂駅構内を除雪、数ヶ月ぶりに姿を現した線路は鉄錆色でした。
窓は旋回窓で雪が激しく降っても視界を確保できるようになっています。
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無事、任務を終え機関庫に戻るラッセル。緑のラッセル、赤の機関車、黄色のモーターカーが真っ白い雪の構内に映えていました。
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空は青空。いよいよ春を迎えこの日の除雪作業のおかげで融雪も進むことでしょう。
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わたしも任務終了でほっとしました。
昭和10年生まれのラッセルを操縦できて大変嬉しかったです。
by bull_chihoko | 2013-03-24 20:17 | 小坂鉄道 関連
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