
家の周りで少しずつ春を感じています。
リビングから見えるネコヤナギも芽吹いてきました。

太陽の位置が低いから残雪には樹々の長い影が写し出されています。
山桜も枝先が少し赤らんできました。
土の中からの恵みをいっぱい吸い上げて命をつないでいます。
今朝、一匹のモモンガがこの山桜の根元に眠りました。
前に紹介していた
全盲のメスのモモンガです。
本当は一ヶ月前、お星さまになったと思った命でした。
ずっと呼吸不全を起こしていて、2月末にさらに呼吸が乱れ容態が悪化してしまい、丸2日間姿を現さず、何も口にしませんでした。
ところが奇跡が起り、ちょうど一ヶ月の命を授かったことになります。
わたしはモモンガにいくらかでも心地よく過ごしてもらいたくて、何を求めているのかを心で感じ取ろうとしました。
希望を叶えてあげれたかはわかりませんが、できるだけのことはしました。
最期には病気になってから一度も食べようとしなかった一番の好物のクルミを食べてから亡くなりました。
十分すぎるほど頑張ったのだから、もうゆっくり安らかに眠ってほしいです。
ただの偶然かもしれませんが、不思議に感じたことがあります。
ちょうど一ヶ月前、命を吹き返したその日にお店に雛まつり用のお花が届きました。
カウンターに飾ったその花も驚きの生命力で
1ヶ月咲き続けました。
花が命が終わるとモモンガも息を引き取りました。
プスプスっという呼吸を聞きながら過ごした一ヶ月は今思えば優しい時間でした。
いろいろ教えてくれてありがとう、という気持ちでいっぱいです。
山桜が、今年も来年も10年後も、ずっと綺麗に咲きますように・・・。