国分さんのご案内で江戸めぐり
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東京編でまだまだお伝えしたいことがたくさんありますので、再び先週の話題へ。
日頃、当店Bullがごひいきいただいている国分(株)さん。
東京初日の午後から国分さんのM氏が東京巡りのご案内をしてくださいました。
真っ先に訪れたスカイツリー、そのイーストタワーの東京ソラマチに国分さんのアンテナショップがあるとお聞きしていたので、こちらで待ち合わせ。
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中には全国のお醤油・全国の日本酒など各都道府県を代表する商品のラインナップ。
その中でもわたしが注目したのがこちら、日本全国都道府県のお水です。
デザインの異なる透明なボトルにそれぞれ各都道府県のシルエットと説明がお洒落にレイアウトされています。中のお水の量が違って見えていましたが、写真に撮ってみて初めて横一線にピシっと一直線に並んでいることに気づきました。
統一感のあるスマートなセンスの良いディスプレイ。
国分さんのご案内で江戸めぐり_e0162117_1334732.jpgスペース中央にある「かりんとう100選」。各地のかりんとうのラインナップです。
かりんとうと一口に言っても所変われば品変わるもので、形も色も様々なんですね。
同じ物を日本全国都道府県ごとに見比べることができて楽しい空間でした。

国分さんは創業1712年、300年の歴史ある問屋さんです。
国分本社の所在地は日本橋1-1-1で、日本の道路元標があり、日本の道路網の始点となっている由緒ある場所です。
江戸時代、日本橋は五街道の基点となり、江戸で最も賑わう場所として浮世絵の風景画にも数多く登場しています。
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「日本橋にのれんを掲げて300年」
問屋国分さんの入り口スペースにミニチュアのお江戸の日本橋を、ちょっと興奮気味に見ているわたしにM氏が「実物大の当時の日本橋が江戸東京博物館にありますよ」とお話してくださって、さっそくそちらへご案内くださいました。
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凄いです!一瞬にして江戸の世界へタイムスリップ。
わたしが立っているのは実物大に復元された江戸時代の日本橋です。
橋杭・梁・桁・親柱はケヤキ、高欄・床板などはヒノキが使用されています。
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こちらは東京ゾーンです。
展示されていた明治15年頃のオーディナリー型自転車に乗ってみました。
アンティーク大好きなわたしにとって、こんな古い自転車が展示してあるだけで大興奮でしたが、実際に乗れることに驚きました。気分最高♡
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江戸東京博物館で歴史と文化を満喫した後は実際の日本橋へ。
この橋は五街道の起点であることから、「ここから羽ばたく」という意味を込め、橋の中央に大きな翼を持った麒麟の像が設置されています。
あまりの存在感に思わず立ち止まってしまいました。
この橋は明治44年に完成し、平成11年に国の重要文化財に指定されています。
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日本橋1-1-1、国分ビルにて。
国分さんはご存知K&Kの登録商標で知られる酒類・食品の卸売会社、専門商社です。
現在、食品総合商社として全国1位の売上高を誇っていらっしゃいます。

国分さんのご案内で江戸めぐり_e0162117_13134990.jpgここでわたしは一瞬目を疑ってしまいました。
社名の下にお向かいの建物のロゴが映りこんでいました。
なんと!秋田から持参して来たお土産の和菓子の榮太楼さんがあったのです。あらら〜、とんでもないお土産になってしまったと思ったのですが、後に秋田の榮太楼さんとは関係がないことがわかって一安心(汗)。
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そして、国分ビル1Fにある所在番地をそのまま店名にした和食レストラン&バー「ニホンバシ イチノイチノイチ」。

目の前を流れる日本橋川を望むテラスで、お酒をご馳走していただきました。
都会の灯り、レトロな日本橋と麒麟の像を眺めながら・・・。テラスには屋外用の暖房が設置されていてとっても暖か。たいまつのかがり火も素敵な演出でした。

M氏に半日お付き合いいただいて、思いがけない東京めぐりができました。
東京の過去と現在をワープ、本当に楽しい東京時間をありがとうございました。
by bull_chihoko | 2013-10-24 18:01 | 旅・お出かけ
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