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おひなさま
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今日は雛祭ですね。
我家には女の子がいないので雛壇を飾ることは残念ながらありませんが、
20年くらい前に自分用に雛人形を作ったことがあります。
写真の木目込み人形が、その雛人形です。
自分で着物の柄合わせもしているので、世界で一つだけの『おひなさま』です。

木目込み人形は、ボディ(本体)は 桐粉を固めてできていて、
彫刻刀で形を整えて、ヤスリで幾度も磨いて、きれいに補修して仕上げます。
そのボディの溝にのりを入れて、布地を木目込んでいくので、木目込み人形といいます。
江戸時代中期に、京都上賀茂神社で木彫の小さな人形を作りそこに神官の衣装の残りの
布を挟んで着せ付けたのが始まりで、当初は「賀茂人形」と呼ばれていたそうです。
この男雛と女雛の一対で30時間ほど費やしたと思います。

ところで、関東雛と京雛では男雛と女雛の並ぶ位置は逆になっています。
明治天皇の時代までは左が高位という日本古来の伝統により 
天皇の右に皇后が立たれていました。
しかし、明治の文明開化で日本も西洋化し、その後の大正天皇の即位式では
天皇は右に皇后は左にお立ちになりました。
以降、皇室ではその立ち方になり、それを真似て関東では、男雛を右(向かって左)に
配置する家庭が多くなりました。
長い歴史のある京都を含む西日本では、古くからの伝統を重んじ、
現代でも男雛を向かって右に置く家庭が多いそうです。 
by bull_chihoko | 2009-03-03 00:55 | ダイアリー
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